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子育て世帯は逗子のどのエリアを選んでいるか

不動産鑑定士の伊藤です。
前回の記事に続いて、
公立小学校の児童数から見た人気エリアの記事になります。

逗子市は、児童数の指数をみると、
2013年度からほぼ95前後の水準を保っており、
2020年度から神奈川県の児童数の指数の水準よりもやや高めとなっています。

今回は逗子市にある小学校それぞれについてみてみたいと思います。

逗子市には現在、5つの公立小学校があります。
逗子市の小学校別の通学区域は下記のリンクをご覧ください。

https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/gakkou/page-25.html

5つの公立小学校の児童数がどうなっているか見てみることにします。



2010年からの神奈川県が公表している数字がこの表なのですが、
ちょっとわかりにくいかもしれません。

それぞれの2010年の数値を100として指数化して比べてみることにします。



この指数をグラフにしてみます。



グラフを見てみると、
久木小学校がほぼ一貫して増加していることがわかります。
2010年と比較して、68人の増加です。
増加した幅は葉山町の長柄小学校ほどではありませんが、
子育て世帯の人気エリアといえそうです。
久木地区には逗子ハイランドという昭和に開発された団地があります。

池子小学校は、2010年と比較して、26人の増加です。
池子小学校については、全体で見ると増加ですが、推移をみると、
2014年度から増加、2017年度から減少、2019年度から増加基調とかなり変化が激しくなっています。

小坪小学校についても2016年度からやや増加の傾向となっています。

逗子市については、逗子〇丁目、新宿〇丁目のエリアが富裕層に人気があるといわれています。
おおむね逗子小学校の学区で、新宿の一部は小坪小学校の学区です。
逗子市のうちでは高価格帯のエリアになるので、
子育て世帯が買いやすい価格設定ではないのかもしれません。

逗子市にある小学校の児童数、についてのちょっとしたデータのご紹介でした。
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